第一日目 出発
さあ、いよいよ出発です。日本時間は1月27日18:30
エア・カナダに乗って一路カナダへ向けて離陸しました。所要時間9時間15分。
時差は−17時間ありますから、現地時間27日の10:45にバンクーバーに到着しました。つまり、
その日の朝に逆戻り。雲の中を突き抜けるかと思いきや、そのまま着陸してしまった。何ともあっ
けなく着いたものだ。バンクーバーは濃霧でした。まずここでカナダへの入国手続き。検査を終え
てエドモントンへの乗り継ぎまでに3時間。
空港は明るくて綺麗でした。到着ロビーから税関に行
く時の空中に吊るされた歩廊のデザインは良かった。
昼食がてらビールを飲みながらターキーとサーモン
のスープと牡蠣の香草炒めを摘んだ。
そうそう、トイレで不思議な人に出くわした。ブー
スの隣に入ってきた人がいきなり前向きに立ったんで
す。靴はサンダル履き。(空港でサンダル?)そのサ
ンダルを脱いでしゃがみこんだ。(え〜っ?)初めは
気分が悪くてもどしているのかと思ったけど音がおか
しい。バシャバシャいってる。(まさか、顔洗ってい
るんじゃないよね^^;)その後、後ろ向きに座って
からすぐに出て行きました。足元しか見えないから良
く分からないけど、あの人は一体何をしていたんだ?
男性に朗報です。カナダの小便器は意外と位置が低
いので日本人向きです。でも、便器の上の高さも低い
ですから足の長い人は少し屈まなくてはいけないかも
しれません。そうしないと出ちゃいますから。(笑)
出発が30分くらい遅れて14:05、エドモントンへ向
けて離陸。この時点で日本時間ではAM7:00だから徹夜
明けの朝の状態です。
エドモントンでは搭乗手続きをしないといけなかったので
一旦出ました。右の写真はエドモントンの上空からの景色で
す。これでもわかるように、エドモントンにつくと様子が一
変していました。空港の外に出てみるとさすがに寒い。一瞬
息が詰まります。うっ、息苦しい・・・バンクーバーと違っ
て雪の世界。暫くすると息はしやすくなってきたけど、体は
冷えてきます
19:58ようやくエドモントンから目的地のイエロー・ナイフに向けて出発した。この飛行機は定
員120〜130人乗り位の小型機で飛行機まで歩いて行かなければいけなかった。外は完全に夜になっ
ている。外に出たとたんに鼻の中で鼻毛がくっついた。グッと大きく鼻で息をして鼻の穴を開くと
プチプチッと離れるのが分かった。「これはただごとではないぞ」そう直感した。イエローナイフ
はここより10℃くらいも寒いのだ。しかも、これからまだ気温は下がってくる。完璧だと思ってい
た防寒が、果たしてどこまで通用するのかは今夜になれば分かる。
チェックインの時の警備はかなり厳しいです。バンクーバ
ーの時とは大違い。まず上着は脱がないといけません。機内
持ち込みの鞄はまさに隅から隅まで調べます。中国系の係員
がいたので、その人に聞きながら調べていきます。割り箸とかホッカイロがあったもので(笑)財
布の中まで見る。お札の間さえもチェックしている。9.11のテロ以来こんなに厳しくなったのだろ
うか。この後NYに行く事になっていたので先が思いやられるな〜、などと考えていた